デフレの正体

デフレの正体、著・藻谷浩介を読んだ。内容については賛否両論あるようで、経済学は専門では無いので正しいかどうか判断できないものの、個人的には面白い内容だと思った。景気が良くなってきたとか言ってるけど、実態として景気良いなんて感じたこと無いよ…

攻めと守りのシステムセキュリティ

うーん、イマイチ。。。あまり参考にならず。攻めと守りのシステムセキュリティ作者: 酒井善則,荒金陽助,金井敦,電子情報通信学会,電子通信学会=出版社/メーカー: 電子情報通信学会発売日: 2009/04メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件)…

そうだったのか!中国

最近めっきり本を読む機会が減っていたが、この本を読んでからまた読書熱に火が付いた。高校のときに世界史を取っていたが、中国の現代史(というか世界中の現代史)ってあまりやらないよね。歴史は、絶対に最近のことを中心にやった方が良いと思うんだけど…

坊っちゃん

同じくi文庫で。言わずと知れた夏目漱石の作品。やんちゃで無鉄砲な学校を出たての先生が松山に赴任したときの話だが、この主人公の頑固ぶりが強烈で、この頑固さがその後の人生にどう影響したかが一番興味があった。(が、そこまでは書かれていない)。あの…

四谷怪談

i文庫で名古屋の帰りに読んだ「四谷怪談」(田中貢太郎・著)。非現実的な話なのかと思っていたけど、結構リアルで怪奇な話だった。怨念って怖いよね。お化けとか空想な話よりは、身近な世界で人の恨みをかったりして復讐をうけるとか、そういう方がリアルで…

蟹工船

久しぶりの本レビュー。 なんと、iphoneのi文庫というアプリでタダで読める!¥450で150冊以上の本(著作権切れ)を読むことが出来て、しかも追加でどんどんダウンロードできるし、しばらくはこの中の本の読書で楽しめそう。北大路魯山人の本とか、けっこう…

妄想力

茂木健一郎、関根勤,著「妄想力」を読んだ。関根勤の妄想力はスゴイ。優香の話や、チーズパンの話、松坂牛の話など、天才的だ。妄想は、人生を明るくする。妄想は、人生をたのしくさせる。明日から、一日に一妄想!妄想力 (宝島社新書 299)作者: 茂木健一郎…

世に棲む日々

久しぶりに本のレビュー。司馬遼太郎・著「世に棲む日々」。これは、幕末の長州、尊王攘夷運動の原動力となった、吉田松陰と、その弟子・高杉晋作の話だ。 吉田松陰といえば、松下村塾を開いたということくらいしかイメージが無かったのだが、この人のキャラ…

宇宙創成

サイモン・シン著「宇宙創成」を読んだ。前回の「暗号解読」に続き、素晴らしい内容だった。 この本では、過去の人たちが、自分たちの住む地球の謎、地球が存在する宇宙の謎、について、どうやって成り立っているかを確定させてきた歴史が非常に分かりやすく…

情報セキュリティ-理念と歴史

名和小太郎・著「情報セキュリティ-理念と歴史」を読んだ。 主にアメリカにおける今日の情報セキュリティが確立される過程が、かなり詳細に書かれている。が、ちょっと読むには少々辛い。図や表が1つも無くて、前ページがズラリと言葉で記述されている。もう…

学問のすすめ・現代語訳

福澤諭吉・著、斎藤孝・訳「学問のすすめ・現代語訳」、を読んだ。 最初は古臭い内容だろう、とタカをくくっていたのだが、むしろ現代人にこそ読んでもらいたい内容になっている。斎藤孝氏の現代語訳が良い、というのももちろんあるのだろうが、まるで明治初…

男子の本懐

城山三郎・著「男子の本懐」を読んだ。 この本は、浜口雄幸という首相と、井上準之助という蔵相を巡るストーリーだ。必要なときしか話さない静の浜口と、口軽で失言も多いが行動派で動の井上。日本経済を緊縮することで厳しい国内情勢・世界情勢を切り抜けよ…

宇宙論入門

佐藤勝彦・著「宇宙論入門」を読んだ。 高校までは物理がそこそこ得意な方だったのだが、この本は入門と言いながら結構難しく、書いていることの半分も理解できなかったのではないだろうか。。。 でも、前半は宇宙の誕生をとても分かりやすく説明されていて…

「話す力」が身につく本

昨日は久しぶりに水泳に行ったが、おかげで今日は全身が筋肉痛ですわい。。。 ここ最近は勉強でサボっていたけど、また今日から読書を再開。「話す力」が身につく本(高嶌幸広・著)。話すことで頭の回転が速くなるという。確かに、話すことはとっさに判断を…

心の入れかえ方

阿奈靖雄・著「心の入れかえ方」を読んだ。著者は重度のうつ病にかかり、4年かけて克服したらしいが、そのときの体験をもとに自分を変える方法を教えてくれる。内容は非常にシンプルに書かれていて、かつ、やるべきことが明確・簡単なので、とっつきやすい。…

数字でみるニッポンの医療

今日、会社の人から借りてざっと斜め読みしてみた。命の値段、病気になるとかかるお金、終末期医療費、医師の不足数、など、実態を数字で理解しやすく書かれている。もう少し、現在の医療制度(特に後期高齢者医療制度)の問題点を掘り下げて欲しかったのだ…

平成政治20年史

平野貞夫・著「平成政治20年史」を読んだ。歴史劇画「大宰相」の後に続く政治史を見てみたいと思っていて、なかなか良い本が無かったのだが、本著はその期待に答えてくれそう、ということで購入。著者の平野貞夫氏は、小沢一郎とともに自民党を飛び出して民…

平成経済20年史

本屋でアタマだけ立ち読みして面白そうだったので買ってみた。ただ、読み進めていくとガッカリしたのだが、大蔵省が・財務省が・政治家が、どれだけ平成の20年間で日本経済をボロボロにしてしまったか、という愚痴のオンパレードで、偏った意見でバイアスを…

生涯現役社会のつくり方

横石知二・著「生涯現役社会のつくり方」。最近おじいちゃん・おばあちゃんのことばかり調べている気がする、、、。 この本は、徳島県にある小さな町で、後期高齢者(おばあちゃん)に葉っぱを集めてもらって、それを売る会社を作った人が書いた本。葉っぱっ…

質問力

質問力・斉藤孝(著)を読んだ。コミュニケーション力で何ができると良いの?、という問いに対し、著者は質問力こそがそれだ、ということを言っている。確かに、プレゼンのように一方的に話すのとは違い、コミュニケーションというのはキャッチボールが求め…

ウケる技術

本屋で購入して2時間で読み終えた。話し方のコツ、など色んな本が出ているけど、下手にお堅い本を買うよりも、この本の方が役に立つところが多いと思う。コミュニケーション=サービス、という前提のもと、いかにウケを取って人の心を掴むか、という点にフォ…

スロトレ(脂肪、燃えまくり)

今年の目標の一つである、ダイエット。それで始めたWii Fitだが、毎日欠かさずやっている割には、むしろ体重増えてきている、、、。これは、ちょっとやり方を考えねばならんと思い、Amazonで人気だった本「スロトレ」を購入してみた。 この本では、1日おきに…

日本でいちばん大切にしたい会社

久しぶりに良い本を読んだ。「日本でいちばん大切にしたい会社(坂本光司・著)」。何かのWebサイトでこの本は最高に泣ける、という記事を読んで、それで気になったので読んでみた。結果、ボロボロ泣いた。。。 会社を経営する、というのは、以下のことを果…

野村の流儀 人生の教えとなる257の言葉

2つ目、野村克也・著「野村の流儀 人生の教えとなる257の言葉」。野村監督、最近はボヤキでスポーツニュースで見ない日は無いけど、この人は本当に監督としては素晴らしい才能を持った人だと思うんだよね。筋が通っていて、選手に考えさせる野球をする。プロ…

マイルスに訊け!

で、新しい本を読んでいる。1つ目、中山康樹・著「マイルスに訊け!」。これは先日wifeよりもらったもの。「マイルス・デイヴィス自叙伝」とかぶる部分もあるが、マイルスの言葉が1ページに1語ということで、より重みを感じる。読んでいると、ハッと気づかさ…

暗号解読、読み終える

ようやく、「暗号解読」を読み終えた。最近活字を読むスピードが遅くなったのか、予定より時間がかかる。

暗号解読

こないだネットで見て面白そうだなと思った、サイモン・シン著「暗号解読」を読んでみた(仕事の関係もあってね)。16世紀のスコットランド女王と暗号の話など、暗号の歴史を実話を交えて分かりやすく書いてあって、最初は難しい本なのでは?と思っていたが…

芹沢家

夜は、ゴルゴ13の25巻で、名作との誉れ高い「芹沢家殺人事件」を読んだ。ゴルゴ13が一度も登場しない(写真でちょっぴりだけ登場)という設定も面白いが、やはりゴルゴ13の出生の謎に迫るところが人気の秘密なんだろう。個人的には、「日本人・東研作」の方…

「社会を変える」を仕事にする

日曜に渋谷のBook1st(移転して小さくなったね)に寄ったときに、たまたま見つけた本"「社会を変える」を仕事にする(駒崎弘樹・著)"を何気なく買って読んでいる。 著者は大学在学中にITベンチャー企業の社長となった人だが、新しいIT技術がいったい誰のた…

歴史劇画「大宰相」

最近、以前に読んでいた、歴史劇画「大宰相」を読み直し始めた。 この本は、さいとうたかを(ゴルゴ13の作者)作品のマンガなのだが、戦後政治を全10巻に渡って描いた力作。今は第4巻→佐藤栄作、を読んでいる。今回は第2巻、鳩山一郎のところで、鳩山の軍師…