歴史劇画「大宰相」

最近、以前に読んでいた、歴史劇画「大宰相」を読み直し始めた。
この本は、さいとうたかをゴルゴ13の作者)作品のマンガなのだが、戦後政治を全10巻に渡って描いた力作。今は第4巻→佐藤栄作、を読んでいる。今回は第2巻、鳩山一郎のところで、鳩山の軍師である三木武吉に感動した。1回目に読んだときはそれほどでも無かったのだが、三木武吉はカッコイイ!大きな目的(鳩山一郎を首相にしたい、さらに結果を残してあげたい、さらには保守政治を護持したい、という想い)のためには、末期がんの体を押してまで頑張るという姿。これには感動した。仲が良くなかった大野伴睦と手を携える瞬間の感動!さらには、権力闘争の中での謀略、人との接し方、などなど、人生の上でも学ぶところが多い。
良い本に巡り合ったものだ。