平成経済20年史

本屋でアタマだけ立ち読みして面白そうだったので買ってみた。ただ、読み進めていくとガッカリしたのだが、大蔵省が・財務省が・政治家が、どれだけ平成の20年間で日本経済をボロボロにしてしまったか、という愚痴のオンパレードで、偏った意見でバイアスをかけられた見方しかされていない。事実を淡々とまとめていて、それに少し解説を加える、という形式になっていたら良かったのに、と。色々と問題がありそうなのは分かったけど、じゃあこうしてみたら良いんじゃない?、というところまで言ってもらわないと、単なる悪口で終わってしまうのでは?、という感じで呼んでいる途中で、「はやく読み終わりたい」ということだけ考えて読んでいた。

平成経済20年史 (幻冬舎新書 こ 9-1)

平成経済20年史 (幻冬舎新書 こ 9-1)