坊っちゃん
同じくi文庫で。言わずと知れた夏目漱石の作品。やんちゃで無鉄砲な学校を出たての先生が松山に赴任したときの話だが、この主人公の頑固ぶりが強烈で、この頑固さがその後の人生にどう影響したかが一番興味があった。(が、そこまでは書かれていない)。あの強引さは、誰かに似てるなと思ったら、小泉純一郎だと思いついた。でも、夏目漱石って、本当に文章が上手いよね。さりげない言葉遣いが非常に的確で誰が読んでも分かりやすく、うなるような表現が多いんだよね。あれはセンスなんだろうけど、なにかコツでもあるのだろうかねえ。
- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/04
- メディア: 文庫
- 購入: 9人 クリック: 108回
- この商品を含むブログ (188件) を見る