数字でみるニッポンの医療

今日、会社の人から借りてざっと斜め読みしてみた。命の値段、病気になるとかかるお金、終末期医療費、医師の不足数、など、実態を数字で理解しやすく書かれている。もう少し、現在の医療制度(特に後期高齢者医療制度)の問題点を掘り下げて欲しかったのだが、少ししか書かれていなかったのが残念。医療業界の場合は、大病院vs中小病院(診療所)という利権の絡みや、医療費削減したい国vs医師会という対立構造など、あちらを立てればこちらが立たず、というかなり難しい状況にあるのがだんだんと分かってきた。

数字でみるニッポンの医療 (講談社現代新書)

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