その10「天狗坂」

その後、代官山にメガネを物色しに行く。が、今回はめぼしいものが見つからず、やむなく断念。ま、急ぐ必要も無いので、良さそうなのがあれば、ぐらいで良いかな。メガネ屋に行く途中、思いがけず坂道を発見し、坂道部活動をすることができた。

名前:天狗坂(てんぐざか)
所在:東京都渋谷区猿楽町
標識:岩谷松平(号を天狗、嘉永二年〜大正十年1849〜1920)は鹿児島川内に生まれました。明治十年に上京し、間もなく銀座に紙巻煙草岩谷天狗堂を設立し、その製品に金煙草、銀煙草などと名前をつけ、「国益の親玉」「驚く勿れ煙草税金三百万円」などの奇抜な宣伝文句で明治の一世を風靡しました。煙草の製造に家内労働を導入するなど当時としては画期的、独創的な工夫をしました。明治三八年(1905)煙草専売が実施されるとこの付近の約四万三千平方メートル(一万三千坪)の土地に日本人の肉食による体質の向上を考えて養豚場等をなど国家的事業に貢献しました。晩年岩谷天狗がこの地に住んだことから、この坂の名が生まれました。
魅力ポイント:ひっそりとした佇まいで、控えめな感じが良し。
残念ポイント:○タイプで見た目がNG。
総合評価:★★★(5つが最高)