坂道部、その14、「三分坂」「転坂」「氷川坂」

久しぶりに赤坂に来たので、帰りに散歩がてら坂道部活動を。この辺は「赤坂」というだけあり、坂道の宝庫ですな。

名前:三分坂(さんぷんざか)
所在:東京都港区赤坂5丁目(TBSの裏)
標識:急坂のため、通る車賃が銀三分(さんぷん・百円余)増したためという。坂下の渡し賃一分に対していったとの説もある。さんぶでは四分の三両になるため誤り。
魅力ポイント:S字に急激に曲がり、かつ勾配がかなり急。途中にある築地塀(港区文化財)の趣きあるたたずまい。
残念ポイント:特にないが、あえて言うと周辺の都会ぶり。
総合評価:★★★★☆(5つが最高)

名前:転坂(ころびざか)
所在:東京都港区赤坂6丁目
標識:江戸時代から道が悪く、通行する人たちがよくころんだために呼んだ。一時盛徳寺横の元氷川坂もころび坂といった。
魅力ポイント:勾配の緩急がある。
残念ポイント:ちょっと長さが短い。周囲が最近出来たマンションでモダンな雰囲気。
総合評価:★★★(5つが最高)

名前:氷川坂(ひかわざか)
所在:東京都港区赤坂6丁目
標識:八代将軍吉宗の命で建てられた氷川神社のもと正面に当たる坂である。
魅力ポイント:長くてストレートな坂。周囲も氷川神社があるので落ち着いた雰囲気。
残念ポイント:もうすこし勾配があればさらに良い。
総合評価:★★★☆(5つが最高)