団地と孤独死

「団地と孤独死」という本を読んだ。仕事の関係で、ちょっと普段は読まないような本なのだが、この内容が思いの外ショッキングなものだった。
高齢化が進んだ世の中、独居老人がますます増えているのは仕方の無いことなのだが、問題になっているのは、近所づきあいなどが無く、死んでも誰にも気づいてもらえないケースが後を絶たないという。ひどい場合は、死後6ヶ月経ってから判明することもあるらしい。
特に、都会では元々近所づきあいも希薄で、そのために発見が遅くなる傾向もあるようだ。そういうケースって、70歳以上とかがほとんどかと思いきや、50歳代もけっこう多いらしく、20歳代などでもあるようなので、決して人事ではない。
これに対する対策も、ある一部の人のかなり地道な努力によってかろうじて行われている程度で、まだまだ世の中の認知自体も少ない。何か改善できる方法を考えてみたいと思った。

団地と孤独死

団地と孤独死