TOTO/BOZ SCAGGSライブ@東京国際フォーラム

TOTO/BOZ SCAGGSライブ@東京国際フォーラム、に行って参りました。

本当は会社休もうと思ったのだが、急な仕事が入ったため、定時後にダッシュで何とか間に合う。19時、予定時刻より少し押してOPEN。
第1部は、ボズ・スキャッグス。編成は、Vo/Gt/Key/Ba/Dr/Fl/Tp/Cho×2という大人数。さらに、FlとTpは空き時間はKeyも兼務。こりゃ大変そうだ。曲は初めて聴いたのだが、渋めのR&Bという感じで、たまにロック調、ブルース調の曲もあり。BaとDrは安定感があり、なかなかだった。唯一知っていた「We are all alone」(小曽根真がカバーしてるね)は良い曲だったなー。それと、名前知らないけど、アンコール後のブルースナンバーはBozの中では一番良かった。途中でTOTOデヴィッド・ペイチが参加、こちらは馴染んでいる感じで良かった。最後の1曲で、TOTOスティーヴ・ルカサーも参加。こちらは弾きまくりで曲調に合わず、見ているこちらも引きまくり。。。ありゃーKYってやつだろー?
第2部は、お待ちかねTOTO登場(・∀・)ノィョ-ゥ。Baの仙人(↑の写真で一番左)は、テクニックはありそうだが、音色とフレージングが気に入らない。マイク・ポーカロの職人っぽいベースの方がTOTOって気がするなー。Voのボビー・キンボールは歌は下手、かつ歌い方がおしっこ漏れそうな感じで、ずっとそればかり気になった。ルカサーはここでも弾きまくりだが、東京国際フォーラムは音が回る作りになっていて、タダでさえ音がぼやけるのに、コーラス・ディレイが効き過ぎていて、1音1音がはっきり聞こえず、常にボエーという感じで残念(´・ω・`)ショボーン。せっかくスゴイテクニックをもっているのだから、それを生かしてほしかった(それに、「Bottom of your soul」ではギタートラブルにも見舞われ散々)。今回の目玉は、やはりDrのサイモン・フィリップスで決定だろう。タム×4、シンバル×7〜8、バスドラ×2という要塞の様なセットで、フロアタムなんか顔の横辺りの位置にあって、どうやってセッティングしているのだか、、、。しかし、ありゃー鬼のようなテクニックだね。デニス・チェンバースとは質・重量ともに違うが、あのタイトさとパワフルさは凄まじい。。。生で見れて本当に良かった・゚・(ノД`)・゚・。曲は最新アルバムから、往年の名曲までバラエティに富んでいた。個人的には思い入れのあるロザーナが良かった。残念だったのは、Hydraをフルバージョンで聴きたかったことかな。
細かいところなどでまぁ残念な面もあったが、最後のアンコールで「With a little help from my friends」を演っている時は、何だかジーンと来てトータルでは満足のいくライブだった。19時に始まり、終わったのは23時。。。¥13,000という値段を考えると、演奏時間では十分だけど、長すぎる。。。半分でいいから、金額も半分で良かった、なんてね。