世界の広がり

中学校を卒業するときだったと思うが、ある教師にこう言われた。

卒業するときは、別れもあるが、決して悲しいことでは無い。
中学を卒業すれば高校に行き、より広い世界で新しい友人ができて世界が広がる。
高校を卒業すれば大学に行き、より広い世界で新しい友人ができて世界が広がる。
大学を卒業すれば社会に出て、より広い世界で新しい友人ができて世界が広がる。

なるほど、確かに中学→高校→大学までは、その言葉の通りだったし、世界が広がってきた実感もある。
ただ、会社に入った後は、新しい友人も確かにできたが、世界が広がった感じはしなくなった。2ヶ月前に仕事も大きく変わったが、それでも世界が広がった感じはしない。むしろ、徐々に狭くなってきている気がする。確実に、関わっている人は増えたのだが、友人と呼べる人が増えるペースは明らかにslowになってきた。かつ、行動範囲も限定的で、世界が広がりそうなワクワク感も少ない。これって、当然のことなのだろうか?それとも、自分が小さくまとまっているだけなのだろうか?あの世界が広がる感触をまた持ってみたいのだが、、、。