山本五十六

GW実家に帰ったときに、親父殿の本棚からこっそり持って帰ってきた阿川弘之・著「山本五十六」を読んだ。昔の文庫本で、目が痛くなるほど字が小さくてビッシリ書き込まれている(340ページ)のに、値段は180円というところに物価上昇を感じますね。
海軍きっての(というよりも日本きっての)良識派であった山本五十六の、人間的な部分(博打好きで、ロンドン軍縮会議に行って1日4時間しか寝ずに博打をしていた話や、愛人を囲っていた話など)も生々しく書かれていて面白い。本人を見たわけじゃないけど、本を読んだだけで何とも魅力的な人だったんだろうな、という感じです。陸軍にもこういう人が居たら、戦争が避けられたかも知れないね。
山本五十六 - Wikipedia

山本五十六(上) (新潮文庫)

山本五十六(上) (新潮文庫)

山本五十六(下) (新潮文庫)

山本五十六(下) (新潮文庫)