堀木エリ子
和紙デザイナー、堀木エリ子さんの話を聞く機会があった。
和紙 - 堀木エリ子/建築空間における和紙造形の創造
普通に銀行に勤めた後、誘われて入った和紙製作会社で和紙職人の仕事の尊さに心を打たれ、和紙制作会社が倒産したあとに、この伝統を消すわけには行かない、ということで全くの未経験分野に飛び込んだ。
その後、大型の和紙を作る技を独学で作りあげ、次々と三次元のオブジェや125km/h出る車まで和紙で作ることにチャレンジし、世界からオファーが来るまでになった。
仕事への取り組み方では、学ぶべきところがたくさんあった。
- 腹の底から沸きあがるパッションを、折れそうになってもいかに折れずに持ち続けるかを必死に考えることが大事
- 折れそうになったときは、原点に戻って考える(学んでいないからできない、なんてことは無い。過去の人は、みんな出来ないことから何かを作り上げてきた)
- 天職は見つけるものではない、覚悟して決めるものである
- できるか、できないか、と思ってるうちはできない。できない、を選択肢から外すことで、できるにはどうしたら良いか、を考えるようになる
ものすごい前向きでパワフルな人だったし、頑張ろうという気になった。