護身用かつら

フロッピーディスクや石油用ポンプなど、多くの特許を持っていることで有名な中松義郎ドクター中松)であるが、彼の発想は相当ぶっ飛んでいる。なかでも、とりわけすごいのが、
「護身用かつら」
の特許だ。

【課題】かつらを使って護身が出来る工夫をすること。
【解決手段】かつら(1)にひも(2)と錘(4)を付け、飛ばせるようにし、攻撃相手にぶつけられるようにする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】投げつけて手元に戻る護身用とすることを特徴とするかつら。

とまあ、こんな感じで続くのだが、一度内容を見て欲しい。こんな内容で特許になるのかと思うと、特許庁ホントに大丈夫か?と信じがたいのだが、ある意味日本の未来は明るい気さえする。
護身用かつら - 特開2007−285622 | j-tokkyo
個人的にスゴイと思ったのが、

【0005】
本発明は外観を整える美容の目的だけでなく、突然チカンが襲ってきたらいつでもどこでも犯罪が起こったときに使用者の身を自ら守ることが出来る。

というのと、

【0012】
図9は本発明かつら1をラジコン受信機と車12にのせ、無線で本発明かつら1を任意に遠くに移動させ、人6はヒモ2の輪3を左手に、右手にリモコン送信機11を持ち、犬との散歩のようにする事も出来るかつらである。

というあたりだろうか。