日本海軍 400時間の証言

最近、肩こりがちょっとヒドイ。。仕事が忙しいのもあるが、何だか疲れが取れにくくてねぇ…( ´Д`)。
日曜〜火曜の3回にわたりNHKで放送していた「日本海軍 400時間の証言」を見た。これまで、太平洋戦争(日中戦争)の責任は陸軍にあり、海軍は已む無く追従した、という見方が大勢であり、東京裁判においてもそのように裁かれ、いろんな書籍でもそのように書かれてきた。そのため、海軍にはあまりフォーカスが当たる事が無かったのだが、今回は海軍の真実を巡ることに主眼が置かれていた。
戦後、海軍反省会というものが密かに開かれており、これまで極秘だったその内容がサマリーとして紹介された。結果としては、海軍においても戦争責任はあり、特に開戦後の軍令部のリードの仕方に大いに問題があったというものであった。大勢に流されやすい日本人の傾向が、戦争を誤まった方向に導いたという結論は個人的にも同感で、自分としても似た傾向があるのでぜひ改めるべきところであると考えている。
やはり、自分が担当している仕事は思い入れもあるし、それが絶対正しいと思ってやるわけなんだけど、全体最適の観点で考えることも必要だと思う。木の視点、森の視点の両方から物事を見ないと、失敗することが多いのだと思う。
NHKスペシャル