これジャンCD(第9回)

今回はBill Evans(ピアノの方ね)を取り上げてみようかと。この人のCDは自分が聴いた範囲ではあまりハズレが無いと思うのだが(あーでもGreen Dolphin Streetとかハズレかも)、良く聴く2枚をご紹介。
1枚目、「Explorations」。ラファロ4部作の中では一番地味かも、な作品なんだけど、個人的には一番好き。1曲目の"Isreal"はポール・モチアンのブラシワークが良いね。2曲目の"Haunted heart"はこのアルバムの中でNo.1の曲。聴いてるだけで心に音が染み入ってきて涙が出てくるような、そんな曲。他にも5曲目に名曲"Nardis"が入ってますな。少しラファロのベースがモワモワしてるのが残念だ。

Explorations

Explorations

2枚目、「Moon Beams」。CD持っていながら少し前まではあまり聴かなかった。が、最近聴いてみると非常に良い!スコット・ラファロ→チャック・イスラエルにベーシストが交代して、ベースの立場が控えめになったが、これくらいがちょうど良いと感じる。全編通してバラード尽くしなのだが、1曲目"Re: Person I knew"や、2曲目"Polka dots and moonbeams"、4曲目"Stairway to the stars"あたりが好きかなー。とっても渋い感じなので、夜寝る前あたりにじっくり聴いても良し、疲れ気味の朝の電車で癒されるも良し、いろんな聴き方ができる秀作。
Moon Beams

Moon Beams