これジャンCD(第8回)

今日は天気も悪く、寒い一日だったので、しみじみとジャズでも聴こうと思い、久しぶりにLPを引っ張り出してきてみた。Ike Quebecの「Blue and sentimental」だ。ジャケットの見た目どおり、非常に渋いアルバムである。ピアノレスのカルテットで、Tenor sax、Guitar、Bass、Drumsの編成で、1曲だけ、PianoのSonny Clarkが入っている。タイトル曲のBlue and sentimentalは最高に渋く、この時期に眉間にしわを寄せながら聴くのにはピッタリだ。Grant GreenのGuitarも渋すぎで、ついスコッチウィスキーを傾けたくなってしまうね(今日は昼間だから止めた)。BassのPaul Chambersと、DrumsのPhilly Joe Jonesの組み合わせについては、もはや特にコメントすることも無いが、これまた素晴らしい。