これジャンCD(第7回)

今回は、先日ライブに行ってきた、Steve Kuhnの2000年発表のアルバム「Quiereme Mucho(キエレメ・ムーチョ)」を紹介。このアルバム、ライブの余韻というのもあるが、この夏はリピートが多い。
1曲目の「Andalucia(The breeze and I)」は、Aメロでアフロキューバンなリズム、Bメロでは4beatのリズムで、面白い展開の曲だ。その中で、Kuhnのピアノは、まさにタイトルにあるような「そよ風」が高原を吹きぬけるような爽やかさで、この暑い季節に聴くと涼しい気分になるね。この曲はベースのDavid Finckのソロが最高に素晴らしい。
2曲目の「Besame Mucho」は、アップテンポの4beatで爽快。この曲、昔仕事で付き合いのあった営業が、カラオケに行くと上半身を脱いでこの曲を歌う、というイメージが頭から離れない。。。
5曲目、タイトルチューンの「Quiereme Mucho」は、非常に印象に残るバラード。こういうバラードはKuhnの真骨頂という感じで、美しい旋律が素晴らしいね。以前はこの曲はスキップして聴いていたのだが、最近はこの曲だけ聴くというケースも多い。

キエレメ・ムーチョ

キエレメ・ムーチョ