これジャンCD（第6回）

ご無沙汰のこれジャンCDシリーズ、第6回は「J-BLUES BATTLE vol.1」を紹介。
このCDは、大学1年くらいに買ったので、既に10年以上前のもので、現在は廃盤になっている模様。なので、新品は入手不可と思うのだが、たまにオークションなどで見かける。
内容は、日本人アーティストがブルース、もしくは、ブルースロックを演奏しているもので、オリジナル曲は全て古いブルース曲だ。で、1曲目の「Rock me baby」by近藤房之助。これを聴くためにこのCDを買うと言っても過言では無い。ブルースの原曲をかなり洗練された形にアレンジして、R&B調？、ソウル調？、フュージョン調？、アシッドジャズ調？、一言では表現できないが、ゴージャスかつアダルトでブルージーな感じになっている。この曲はリズム隊がバツグンなんだよね、ドラムはタイトで申し分なし、ベースに関して言えば100%理想のプレイ。大したことはやっていなさそうに見えて、よく聴くとスゴイ高度なプレイをしている！これはスゴイな〜、何回聴いても飽きない。ただ、残念なのは演奏者が誰なのかがわからないところだ、、、。ギターソロも、エレピソロも最高、そして近藤氏のボーカルは日本人離れしていて圧巻。おどるポンポコリン歌っていた人と侮ってはいけない、ブルース界の重鎮ですよ！
他にも、4曲目「Red House」by川島だりあ＆倉田冬樹（ex.Feel so bad）はジミヘンのブルースナンバーで、この曲も選曲は地味ではあるのだが、非常にアツイ演奏だ！あと、5曲目「Palace of the king」by千葉恭司＆団篤志は、いわゆるA.M.G（Akashi Masao Group）の曲なのだが、結成前なのでクレジットはこうなっている貴重なものだ。この曲もゴルチョモのライブで良く演奏していたが、良い曲だ！6曲目にはB'zの稲葉も参加している。