長野聖火リレー

話は変わるが、ビートたけしが長野の聖火リレーを次のように批判しているようだ。

▼お笑いなのに愛と涙ばっかりで、国に媚びる芸人なんて面白くない
北京五輪聖火リレー萩本欽一さんに何か投げ付けられたってね。
オイラは「聖火持って逃げろ」とか言ってたんだけど。
あの人は何でやんないかな?バカだな〜

オレだったら絶対、火を消したり間違って水の中に落っこちたり、
ギャグしか考えないけどな。お笑いなんだから。

この人おかしいよ。お笑いのくせに、愛と涙ばっかりしやがって。
インチキくせえことばっかり。お笑いなのに何にもギャグやんないんだから。

この人チャップリンに憧れててさ、「愛と感動の」なんて言うんだったら、
今回の聖火ランナーになるのはおかしいよな?
チベットの人権問題を考えれば。

例えばジャージをパッと脱いだらその下に「チベットを救え!」とか書いておくとか、
そういうパフォーマンスでもしてくれないとちっとも面白くねぇし。

大体お笑いなんて反逆的なことじゃない?
国に媚びるような芸人なんて面白くない。
そういうのは星野仙一さんに任せておけばいいんだよ。
【4月29日付、東京スポーツ掲載】
ビートたけしメッタ斬りコラム「たけしメッタ斬り!欽ちゃん芸人失格」より

個人的には沿道でハイタッチをするためにもう一度走った欽ちゃんの方がよっぽど空気読んでると思うし、たけしが言うようなことやっても面白いとは全然思わない。オリンピックはスポーツの祭典だからね、お笑いの祭典じゃない。まして政治のアピールの場ではない。昔からたけしのギャグは面白くないし、どこが天才なんだか正直良く分からない。欽ちゃんの方が断然面白い。