差別

近頃、自分はひどい人間だなと思うことがある。
それは、悪い言い方をすれば、人を差別することがあるということだ。差別というと、多少言いすぎかもしれないけど、例えば仕事でボランティア的な仕事をするとした場合、ボランティアでやっている分こちらが偉いのだという、驕りが出てきて、自分の方が優れていると思うことがあるんです。正直、そういう態度を取ったときは、後から「なんてことをしたんだ…」と自責の念にかられるのですが、またしばらくすると同じ態度を取ったりします。これは、明らかにその人を下に見ている証拠のような気がして、自己嫌悪というわけです。
その意味では、自分も下に見られていると思うことがあり、それは相手が仕事上で付き合いのある外人(アメリカ人)なのですが、立場的には自分がお客で、ガーガー文句を言ったりします。そうすると、彼らは口では「大変申し訳ない」と言うのですが、その申し訳なさが行動で見えてこない(例えば、明日返事するというのが、1週間たっても来ないなど)ので、「こいつら、日本人と思って馬鹿にしてるんじゃないか?」と思うことがあります。ある意味、劣等感かも知れません。
誰にでも平等に接することができる公平な人間になりたい、と思っているのですが、理想と現実では大きな隔たりがあって、とてもガッカリします。自分は心の狭い人間なんだろうか?