Joe Sample & George Duke

青山・ブルーノート東京に「Joe Sample & George Duke」のライブを見に行ってきた(ピアノデュオ)。何を隠そう、これまで二人の名前はほとんど知らなかったのだが、二人ともフュージョン畑の出身のようだ。
1曲目は、デューク・エリントンの「Caravan」。フュージョン畑の二人によるピアノデュオで、いったいどんなライブになるのだろうと思っていたら、案外スタンダードだった。それ以外にも、「Groovin' High」や「Cherokee」や「So what」や「Round midnight」など、スタンダードが半分くらいで、後は知らない曲だったが彼らのオリジナルだったんだと思う。Joe Sampleは、見た目どおり渋くて、演奏するときも鍵盤を見つめるなど、真面目な感じのピアノを弾いていた印象。それに対して、George Dukeは、見た目どおり七福神(大黒様?)見たいなありがたい感じで、演奏するときもJoe Sampleを見てニヤニヤするなど、ヤンチャな感じのピアノを弾いていた印象。
特に、George Dukeソロでは、この風貌で「My foolish heart」をしっとりと(ビル・エバンス風に)演奏したり、甘い歌声を披露したりと、そのギャップが良かったです。結構ファンになってしまったかも…。